投稿日 2022-10-06 | 最終更新日 2023-11-29
レンタカー特約(代車特約)は必要?
レンタカー特約(代車特約)は必要です。
理由としては、年間数千円程度の出費で済む割に、事故・故障があったら、最大30日間のレンタカー料金の補償を受けることができるからです(コスパがいいです)。
また、レンタカー特約(代車特約)は使っても等級が下がることはありません。
私も過去にこの保障で救われたことがありまして、当時加入していた保険会社の方が丁寧で迅速に対応してくれたおかげで、修理期間中の25日間、レンタカーを使用することができた経験があります。
かかる費用
費用は各保険会社や加入者の属性によって変わります。
月額 数百円から1,000円程度になる方が多いです。
年間で計算すると、3,000円程度から15,000円程度です。
私が以前使った際、レンタカー特約で保障された金額は、私が払っている保険料金の15年分以上にもなりました。なので、1回の使用で大きく元はとれました。
レンタカー特約(代車特約)を使っても等級は下がらない
レンタカー特約(代車特約)を使っても等級や保険料には何も影響しません。車両保険と同時に使うケースが多いのは事実ですが、例えば修理費用は自腹で負担して、修理している間のレンタカーは特約を使って乗れますし、これによって等級が下がったり、保険料金が上がることはありません。
どんな車をレンタカーできるの?
特約を使う前に保険証券の内容を確認してみてください。
多くの方は日額5,000円、7,000円、10,000円、20,000円のどれかに当てはまります。(レンタカー特約に入っていればの話ですが。)
日額5,000円の特約に入っている方は1日5,000円までの車に乗ることができ、日額7,000円の方は1日7,000円までの車、といったように、自分の入っている特約の金額でレンタカーできる車の種類は変わってきます。
補償される日数
一般的には、事故の場合30日、故障の場合は15日としている保険会社がほとんどです。
ですので、例えば故障の場合で、修理工場で修理する期間が20日となった場合、超過した5日間はレンタカーした会社に自分で支払わなければいけません。
このようなケースはあまり起きませんが、あらかじめ「自分は1日いくらの特約で、補償されるのは何日なのか?」を事前に把握しておくことは大切です。
レンタカー特約(代車特約)が使えないケース
レンタカー特約が使えないケースは100:0(あなたが0の過失)の場合の事故です。
この事故の場合は、基本的に相手の保険からレンタカー料金も含めてすべて賄われますので、自分の保険は使えません。
その場合、相手の保険会社とのやり取りはすべて自分で行わなければいけません。
もし、それが嫌なら弁護士に依頼をかけ間に入ってもらうという方法もあります。
事故が起きた時、修理期間中のレンタカー代は誰が払うのか
事故が起きた場合、車の修理代や慰謝料などは過失割合に応じて支払う(支払われる)と何となく分かっていても、じゃあ車を修理している期間に使うレンタカーは一体だれが払うのか?についてご存じない方も多いと思います。
そこで、ケース毎に支払いをするのは誰なのか解説していきます。
100:0(あなたが0)の事故だった場合
このケースはすべて相手の保険会社から支払われることになります。
なので、自分の保険を使うことはありませんし、そもそも使うことはできません。
また、相手の保険会社とのやりとりはすべて自分で行うか、間に弁護士に入ってもらい弁護士にやってもらうしかありません。
あなたに過失がある場合
このケースでは、自分の過失割合分は自分の保険会社が支払うことになります。
任意保険に入っていなければ、自己負担でその過失分を払わなければいけませんし、任意保険に入っていて自分の保険で払ったとしたら、現在の等級から3等級下がります。
等級に関しましては下記でも解説していますので、確認してみてください。
支払わなければいけない金額は、事故の過失割合によって変わります。
事故の後に、もめることの無いよう警察に連絡をして事故証明をとり、保険会社にも連絡を入れてください。
自損事故(運転者が単独で起こした事故)の場合
このケースは、相手はいませんので自分の保険を使って補償を受ける必要があります。
それほど大きな事故でなければ、修理費用は保険を使わずに自腹で修理するという方が結果的に損をしないという場合もありますので、修理代金と保険を使った場合に翌年から上がる保険料を比較してみましょう。
ロードサービスとレンタカー特約(代車特約)
お客様で、ロードサービスとレンタカー特約(代車特約)を一緒に考えていらっしゃる方が割と多かったので、こちらではロードサービスとレンタカー特約(代車特約)の違いについて解説いたします。
ロードサービスとは?
運転していて、自力で走れなくなった、バッテリー上がり、車のカギを中に置いたままカギがかかってしまった、ガス欠になった、タイヤがパンクした場合など、加入している保険会社に連絡をして、現地まで来てもらい各処置を行ってもらうことを「ロードサービス」と言います。
ロードサービスとレンタカー特約(代車特約)の違い
ロードサービスは一時的に補償するものですので、レンタカー特約(代車特約)とは別物です。
「自走で走れなくなった場合、修理工場までレッカーで運んでもらい、レンタカーは用意してくれるものだと思っていたけど、用意がなかったので自分でレンタカーを借りる事になってしまった。」
ということがないように、事前にレンタカー特約(代車特約)に入っているか確認してください。
もし、入っていない場合は加入することをオススメします。
まとめ
レンタカー特約(代車特約)は支払う金額は年間数千円程度の出費に対して、不意に事故が起きた時に受けられる補償内容を考えると、個人的にはかなりコスパがいいと思います。
レンタカー特約(代車特約)に入っていれば、代車が必要なとき多くの場合で、車の修理中にレンタカーを使うことができるので、まだ入っていない方は検討してみてください。
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