投稿日 2022-11-25 | 最終更新日 2023-11-29
車を持っている方であれば、事故や故障は起こりうることです。
もし、運転中に事故や故障が起き車の修理をする場合、普段車を利用している方であれば修理期間中の代車(レンタカー)が必要になってきます。
相手が100%悪い事故の場合は、相手の保険会社から代車としてのレンタカー費用も補償されるので問題ありませんが、あなたに過失がある事故や、単独での事故、故障の場合は注意が必要です。
レンタカー特約(代車特約)に加入していないと、日額7,000円の車を30日間借りたとすると210,000円の自己負担となってしまいます。
「仕事で使うから」や「家族が一緒に乗るから」などの理由で日額がより高いレンタカーを借りた場合は、さらに多くの負担となってしまうのです。
そこで、今回はレンタカー特約(代車特約)の加入率や実際にかかる費用について解説していきますので、レンタカー特約(代車特約)が必要か迷っている方やもうすでにつけているものの不要と感じている方はぜひ参考にしていただければと思います。
レンタカー特約(代車特約)の使い方については以下の記事にて解説しています。
レンタカー特約(代車特約)に入ってない方で代車が必要になった場合は下記の記事が参考になるはずです。
レンタカー特約(代車特約)の加入率といらない理由
レンタカー特約(代車特約)の加入率は、10%ちょっとの方が加入されているようです。下の図は「セゾン自動車火災保険株式会社」さんが統計をとられたデータになりますが、11.2%の方がこのレンタカー特約(代車特約)に加入しているとのことでした。
ただし、これはネット型保険に加入している方を対象に実施されたデータになるので自動車保険に加入している全ての方を対象にするとここまで低い数字にはならないはずです。
私の個人的な感覚になってしまいますが、ネット加入ではない自動車保険に加入している方の7割以上はレンタカー特約に加入していると思います。
ただ、実際に加入していない人がいるのも事実ですので、その方たちはどういった理由で加入していなく、いらないものとしているのか?その理由をこれから解説していきます。
引用:セゾン自動車火災保険株式会社(おとなの自動車保険)より
支払う保険料に見合っていない
万が一レンタカーが必要になる補償よりも、毎月(毎年)確実にかかる保険料が上がるのがいやだという意見はすごくよく理解できます。
ただ、冒頭でもお伝えした通りその万が一が起きた場合、多ければ数十万円の出費になってしまうのも事実です。また、車の修理に保険を使うと等級が下がり支払う保険料は上がりますが、レンタカー特約(代車特約)は、使っても等級は下がりませんし保険料も上がりません。
これらをふまえた上で、毎月の保険料金が数百円増えるのと、万が一の際に修理期間中のレンタカー費用が補償されるのではどちらがいいのか?(損しないか?)検討するといいでしょう。
車両保険の等級とは?【保険を使うかどうかの判断方法】では保険を使うかどうかを分かりやすく解説しています。
ディーラーや修理工場で工場代車を借りればいいと思っている
車の修理をディーラーや修理工場に出すと、「工場代車」を無料で用意してくれる場合があります。
ただ、注意点があります。下記3点です。
■ 全てのディーラーや修理工場が無料で出してくれるわけではない
■ 他のお客さんに貸し出してしまっている可能性がある
■ 貸し出される車は型落ちの小型車以下のものが多い
これらをふまえ、修理に出す先が決まっている場合は事前に確認の連絡をして
■ 空きはあるか?
■ 無料で借りられるか?
■ 借りられる車種は何か?
以上3点を確認して、納得いくようであれば修理にもっていくようにすれば確実です。
また、この内容に関しては下記記事にて深堀解説をしています。
レンタカー補償が自動で付帯している
保険会社によっては、車両保険に加入することで自動的にこういった場合のレンタカー費用を補償してくれるところもあります。
有名どころでいうと、あいおい、東京海上、三井住友が該当します。ただし、小型車に限定されたり事故の状況も限定されているものですので注意が必要です。詳しくは下記記事を参考にしてください。
そもそも車にあまり乗らない
普段からあまり車に乗らないので、もし事故や故障になり修理が必要になってもレンタカーが必要ではないという場合は、そもそもレンタカー特約(代車特約)は必要ないでしょう。
また、使うとしても1ヶ月に1・2度という方も普通にレンタカーを借りた方が安くすみますので加入する必要はないといえます。
最近ではカーシェアなどのサービスも充実してきていますので、レンタカー特約(代車特約)に加入する必要はないと思います。
万が一事故にあっても代替車を用意できる
このケースでも、レンタカー特約(代車特約)は必要ないといえます。
「普段はほとんど乗らない2台目の車を所有している」や「すぐ近くに家族が住んでいて、普段ほとんど使わない車がある」など、代替車を無理なく用意できる場合、レンタカー特約(代車特約)は必要ないといえるでしょう。
レンタカー特約(代車特約)に加入すると支払う費用
レンタカー特約(代車特約)に加入するとかかる費用については、一概にいくらということはできません。
その理由としては、加入する方の年齢や車種、免許証の種類(ゴールド・ブルー・グリーン)、普段どのように車を運転しているのか(通勤、仕事中、たまに買い物など)、現在の等級などの条件によって変わるからです。
上記の理由により、おおまかな金額にはなってしまいますが年間で3,000円程度~10,000円程度になる方が多いです。
月に直すと数百円の方が一番多いといえます。もちろん特約の契約内容を日額20,000円にするなど補償を手厚くすればそれだけ保険料は上がります。
レンタカー特約は日額いくらの設定でどのような車種に乗れるのか?については下記記事が参考になると思います。
最後に
基本的にレンタカー特約(代車特約)は車両保険に加入している車が補償対象となる事故や故障になった場合に使える特約です。
この、「補償対象となる事故や故障」というのは「車両保険を使わないといけない」という意味ではありません。ここをみなさん間違えられていることが多いと思います。
等級や保険料に影響があるから自腹で修理に出すけど、修理期間のレンタカー費用はレンタカー特約(代車特約)で補償してもらうという事ができるのです。
事故や故障は事前に予測できるものではないので、どれだけの補償をつけるかはっきりしないものですが、個人的には月に数百円の出費で万が一を補償されるようでしたらかなりコスパはいいと思います。
まだ未加入の方はこれを機に検討してみてください。
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