投稿日 2022-12-16 | 最終更新日 2023-11-29
事故があり、車の修理期間中に代車が必要になった場合、あなたはどうやって代車を用意しますか?
突然の事故で代車の事まで冷静に考えることはできないという方が大半ではないでしょうか?
そこで本記事では、代車を用意する手段についてと、レンタカーを利用する場合一般的に借りるレンタカー料金に比べて1日当たりの価格(日額)が安くなる理由についても解説していきます。
事故の際に代車として用意する車
事故で乗っていた車の修理が必要になったら、通勤や通学など修理期間中も車が必要な人は代車を用意しなければいけません。ここでは代車を用意する手段を5つ紹介していきます。
1. 周りの人から借りる
家族と住んでいて、自分が運転する車とは別に普段使われていない車が1台ある場合や、近くに友人がおり、普段乗っていない車を所有しているなどの場合、修理期間中にお願いをして借りる事ができれば乗り切ることができますね。
ただ、ここで気をつけなければいけないのは「借りた車で事故をしてしまったことも考える」という事です。
同じ家に住んでいる親族から借りる場合は、家族が加入している保険に自分も入れてもらえば問題ありませんが、友人などから借りる場合はそうはいきません。そんなときに役に立つのが他者運転特約という特約です。
この特約は知人に借りた車や、レンタカーなどで事故を起こしてしまった場合、対人、対物と事故にあった車の補償をしてくれるもので、一般的には車両保険に自動セットになっている保険会社が多いので、借りる前に必ず確認しましょう。
2. 保険会社に任せる
事故や故障が起きるとまず連絡をするのは、警察か保険会社という方が多いのではないでしょうか。保険会社に連絡をするとケースにもよりますが、担当者から「車はこちらで用意します」と言われることがありますが、どの案件でも任せればいいのかというと決してそういうわけではありません。
保険会社は「会社」なので、当たり前ですができるだけ売上をあげて、できるだけ支出を減らすように努めます。なので「7,000円の特約に入っているのに実際は5,000円のレンタカーを用意されていた」なんてことはよくあります(ご利用者様も気が付かないことがほとんどですが)。
更に、10:0での0(過失なし)の方でレクサスなどの高級車に乗っていた場合、相手の保険会社は「修理期間中はプリウスでもよろしいですか?」などと言ってきたりします。
もちろん過失がないのであればベンツSLならベンツSL、レクサスGSならレクサスGSといった「同等車」に乗ることを主張できますので、しっかりと主張しましょう。
以上をまとめると、保険会社の言いなりになるという事は危険ということになります。
3. レンタカー業者から借りる
自分でレンタカーを手配する方法もあります。保険会社を使わない場合は必要ありませんが、相手の保険だろうが自分の保険だろうが、保険を使ってレンタカーを借りる場合は保険会社の承諾が必要になってきます。
後ほど解説しますが、通常のレンタカーは事故で借りるレンタカー(損保代車として借りるレンタカーともいいます)よりも日額が高いです。
なので、保険を使う場合は保険会社が納得しないことが多いので、必ず「どこのレンタカー屋さんでいつから借りるのかを事前に報告して、承諾を得てから借りる」ようにしましょう。
4. ディーラーや修理工場から借りる
修理を依頼したディーラーや修理工場から工場代車を借りるという選択もあります。
ただ、この工場代車はレンタカーではなくそのディーラーや修理工場が所有している車になるので、車種の指定ができなく、貸し出される車の車種はコンパクトカー以下で古い型であることが多いので注意が必要です(詳しくは下記記事を確認してみてください)。
5. 事故代車サービスを利用してレンタカーを借りる
保険会社を利用したレンタカーであれば事故代車サービス(このサイト)を利用して代車となるレンタカーを手配することができます。
代車特約(レンタカー特約)で保険を使う場合は決められた金額内の車種となりますが、10:0であなたに過失がない場合は事故にあった車と同等車をできる限りご用意しますので、ぜひお問い合わせください。(詳しくは下記で解説しています)
レンタカー価格が保険を使う場合と通常で借りる場合では違う
普通に車を借りる価格に比べて、事故や故障で車を修理している期間に借りるレンタカーの価格は平均して3割~4割程度安くなっていることが多いです(レンタカー業者によって幅があります)。なぜそうなるのか?その理由について解説していきます。
通常で借りるレンタカー
通常で借りるレンタカーは「時間貸し」が多いですよね。これはなぜかというと、利用する人は「買い物に行くため」だとか、「友人とドライブに行くため」など、そんなに長い時間を借りる必要がないケースが多いためです。
長く借りたとしても「キャンプにいく2泊分」や「実家に帰省している間の1週間分」位が長い期間の分類になるでしょう。
Aさんに午前中レンタカーを出して、すぐにBさんに3時間出して、返ってきたらCさんに4時間、、、なんてうまくいくことは中々ありません。しかも所有している車全てをそうしなくてはいけないからなおさらです。
ですので、通常のレンタカー業者は「レンタカーの料金を高く設定する」ことで稼働していないレンタカーの分まで売上、利益を上げようとしているのです。
損害保険を使って借りるレンタカー
一方、事故や故障でレンタカーを借りる場合は本当にちょっとした故障であれば1、2日ということもありますが、1週間~2週間位が一般的です。長いと数か月といったケースも珍しくありません。
この「ある程度まとまった期間が保証されている」ということで、保険案件のレンタカーは「1日当たりの金額が下がってしまっても元は取れるよね?」という考えのもと日額が下がる傾向にあります。
※この保険案件の下がった金額の事を「損保価格(そんぽかかく)」といいます。事故や故障で保険を使って借りるレンタカーを「損保代車(そんぽだいしゃ)」といいます。
最後に
いかがだったでしょうか?普段借りているレンタカーの料金よりは、事故や故障にあった場合に手配されるレンタカー料金の方が安く設定されているのです。
ただ、修理期間のレンタカーというのは期間が長くなる傾向にあるので、レンタカー屋さんも採算が取れている状況というわけです。また、事故や故障の修理期間中に借りる代車には色々な手段があります。
保険を使うか使わないかや、身内に貸してくれる人がいるかいないかなど、状況によって最善の方法を決めるようにして下さい。
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