投稿日 2023-04-05 | 最終更新日 2023-12-06
volvo（ボルボ）といえば90年代にワゴンタイプの車種が大流行したようで、いまだにボルボといえばワゴンタイプの車種を想像する方も多いのではないでしょうか？
しかし、近年のボルボはC40 Rechargeを始めとした電気自動車の販売にも力を入れており、全国に正規代理店が108店もあるようです。（2023年4月時点）
今回は、そんなボルボを所有していて代車が必要になった場合、どういった代車に乗ることができるのかについてケース毎に解説していきます。
volvoの代車はボルボに乗れる？
volvoを愛車として普段乗っている方や、現在購入を検討している方はvolvoをメンテナンスや車検、事故や故障後の修理などの際に、代車は何に乗れるのか疑問を持たれるでしょう。
その答えの一つとして、どこに預けるか？が代車の車種に関わってきますのでそれぞれ解説してきます。
volvo正規ディーラー
volvo公式ホームページでは代車については以下のように記述されています。
お車のサービス入庫時に、ご不便があってはいけません。
ボルボでは、お客様の生活に支障がないよう、入庫時の移動手段をご用意しています。
詳しくは、パーソナルサービスコンタクト（お客様のサービス担当者）にご相談ください。
※代替移動手段は、代車（ボルボ車）やレンタカー、タクシーチケットなどになります。店舗によってサービスの内容・料金は異なります。
参照： volvo公式HP
正規ディーラーではボルボ車を代車として貸し出すと言い切っていなく、レンタカーやタクシーチケットなどの可能性もあるということ、更に場合によっては料金がかかることが明記されています。
修理工場
ディーラー以外の修理工場に修理などの理由でボルボを出した場合、用意されるのは工場代車かレンタカーということになります。
工場代車とはディーラーや修理工場が車検やメンテナンス、修理などの依頼をしてきた方に向けて所有している車ですが、ボルボなどの外車を所有している話を私は聞いたことがありません。
また、レンタカー会社も代車としてボルボを所有しているところは中々ないので、代車としてボルボを乗ることはかなり難しいと思います。
中古車販売店
中古車屋さんでボルボを購入し、車検やメンテナンスや修理で中古車屋さんに車を預けた場合も、修理工場に預けたのと同様に、用意される代車は工場代車かレンタカーとなるでしょう。
また修理工場にもいえることですが、「工場代車がないから自分でレンタカーを借りてください」という修理工場や、中古車販売店もあるようです。
それはその時々のタイミングもあると思いますので、車を出す前に確認するのが確実です。
ケースによって代車の車種は変わる
これまでで、代車は車を出すところによって車種が変わってくるという事を解説させて頂きました。
同じ修理工場でも「A修理工場では工場代車が借りられると言われ、B修理工場ではレンタカーを自分で手配するしかないと言われた」というように店舗によっても変わってきますのでご注意ください。
また、代車はどういった理由で車を預けるのかによって車種は変わってきますので、ケース毎に解説していきます。
点検・メンテナンス
愛車のボルボを点検やメンテナンスで預けた場合、volvo正規ディーラーではボルボ車を代車として借りられる可能性があるものの、修理工場や中古車販売店では工場代車となるケースが最も多いです。
理由としては、点検やメンテナンスではそんなに長い日数がかからないので「少し古いですけど工場代車でいいですか？」となるケースが多いのです。
車検
車検の場合も、正規ディーラー以外の修理工場や中古車販売店は工場代車を貸し出すところが多いです。
また、コバックなどの車検を売りにしている会社も工場代車を貸し出すところが多いです。
例として車検時のコバックの代車はどういったものか紹介させて頂きます。
コバックでは、1日車検で車をお預け頂いたお客様のために、代車として新しくてキレイな軽自動車をご用意しています。当然、代車は無料でお出しします。しかも、ガソリン代も走行50ｋｍまで無料！全車禁煙車で、AT車も多数ご用意しています。
参照： コバック公式HP
事故や故障後の修理
事故や故障の場合は、ケースによっては代車をボルボ車とすることは可能です。
ここでいうケースとは、運転者単独での事故や故障なのか？相手がいるのか？相手がいる場合の過失割合は何対何なのか？などです。それぞれ解説していきます。
相手がいる事故であなたに過失割合がない
10：0の事故であなたが0の（過失がない）場合は、相手の保険会社による補償がされます。
この場合、相手の保険会社はできるだけ安くしようと「修理期間はプリウスでいいですか？」などと言ってきますが、もちろん乗っていた車と同等車を要求することができます。
なのでvolvo XC40 Rechargeを乗っていた方はvolvo XC40 Recharge、またはその同等車のレンタカーを要求できます。
ただし、保険会社がOKを出さないと代車としては認められませんのでご注意ください。
相手がいる事故であなたに過失割合がある
9：1など、１でもあなたに過失割合がある場合は、保険会社は「双方過失があるので修理期間中はあなたの保険を使ってください」と言ってくる場合が多いのですが、これは正確には間違っています。
車の修理費、治療費などは9：1の場合、相手から9割は補償されますので、修理期間中のレンタカー費用も9割は相手から払われるのが正当な考え方です。
なので「相手の保険会社がそう言うからそうなんだろう」と判断してしまうのは間違いです。
そういう場合は「弁護士特約」に加入しているようであればその特約を使い、弁護士さんにお願いしてください。弁護士さんに事情を説明すれば、保険会社との間に入ってくれ、問題を解決の方向にもっていってくれます。
また、弁護士特約は使ったからといって等級が下がることはないので毎月の保険料金はあがりません。
相手がいる事故であなたに全ての過失がある場合や自損事故・故障
10：0の事故で、あなたが10過失がある場合や自損事故（単独での事故）、故障の場合は事故・故障の時に乗っていた場合、代車としてvolvoまたは同等車には乗れないものと考えてください。
同等車に乗れるとしたらあなたの保険でレンタカー特約に入っており、日額の設定が高額（最低でも1.5万円以上）に設定されていた場合になるでしょう。
レンタカー特約についての基本的な説明と、使えるタイミング、使える期間については下記で解説していますのでご確認くださいませ。
まとめ
ボルボの車の代車は、正規ディーラーではボルボ車を出してくれるところもあるようですが、その時のタイミングだったり預ける期間なども関係してくるようです。
それ以外としては、相手がいる事故であなたに過失が0の場合に限り乗っていたvolvo車、または同等車が借りられる可能性があるので、もしも「絶対に事故や故障で自分の保険を使う場合の代車はボルボや同等車に乗りたい」という方は20000円以上のレンタカー特約に入ることをオススメします。
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