投稿日 2023-04-11 | 最終更新日 2023-11-29
ディーラーや修理工場で代車が用意できない理由とは?

車を所有している方であれば、ディーラーや修理工場に修理や車検、点検やメンテナンス等で車を預ける機会もあるでしょう。その際の代車についてみなさんはどのようにお考えですか?
「お金を払って預けてるんだから代車を用意するのは当然だ」
という方や
「料金は払うからいい車を用意してほしい」
など代車について様々な意見の方がいると思います。
特にディーラーや修理工場に車を用意してもらえると思っていた方は、「用意できません」と言われたら困りますよね。
ディーラーや修理工場は「工場代車」と言われる代車を所有しているところが多いのですが、そもそもこの工場代車は「わ」ナンバー登録をしていないので、レンタカーではありません。
また、工場代車で料金がかかるところも稀にありますが正確に言えばこれは違法です。
工場代車で料金が発生したら違法なのかについては別の記事で解説していますので時間があればご確認ください。
ここからは、なぜ代車を用意できないのか?まずはその理由について解説していきます。
他のお客様に貸し出しをしてしまっている
工場代車を所有している台数に決まりはありません。決まりはありませんが、維持費を考えると無料で貸し出す代車をたくさん所有するのは、ディーラーや修理工場にとってデメリットとなってしまうのです。
よって、大きいディーラーであれば多数の工場代車を用意しているところもありますが、多くのディーラーや修理工場は1、2台といったところが現実的でしょう。
その1、2台が車検やら点検やら修理で貸し出されてしまうと、どうしても貸し出す代車がなくなってしまうのです。
そもそも代車は所有していない
前述した通り、工場代車は〇〇台所有しなければいけないという決まりはありません。
決まりがないので、工場代車を余計な経費と考えるディーラーや修理工場はそもそも代車を所有しない所もあるのです。
これは賛否両論あると思いますが、お客様からすると
「何で高いお金を払っておたくに出しているのに代車も用意してくれないの?」
となりますが、ディーラーや修理工場からすると
「そもそも代車を無料で用意しなければいけない決まりはないですよね?」
となってしまうのです。
私個人の意見としては、工場代車を用意しないのはお客様へのおもてなし精神が欠けているように思いますが、一方で修理工場を何とか続けられている経営者様を考えると、工場代車といえども大きな支出となってしまうというという考えも理解できてしまうのです。
忖度している
これは、お客様によって代車を用意するかしないか忖度して決めているディーラーや修理工場もあるという事です。
ただ経営者の立場になって考えてみると、車を購入してもらい、3ヶ月ごとの点検やメンテナンスに欠かさず出してくれ、車検も依頼してくれるお客様と、新規の予約なしでいきなり来店したお客様では、どうしても対応が変わってしまうでしょう。
代車が用意できないと言われた場合の解決方法

ここからは、実際に車を出しに行ったら「代車は用意できない」と言われた場合、どのように解決するのか?について解説していきます。
ここでは、修理時、車検時、点検時に分けて解説していきますのでご自身に当てはまる項目を参考にしてください。
修理時に代車は用意できないと言われた
事故や故障で修理に出しにいったら「代車は用意できません」と言われた場合、保険でレンタカーを借りる事はできないか確認しましょう。
相手がいる事故であなたには過失が無ければ相手の保険会社から代車としてレンタカーを借りられます。
また、それ以外の事故や故障でも、あなたが自動車保険に加入しており「レンタカー特約」(保険会社によって呼び方は違います)に入っていれば、自分の保険を使用して修理期間中のレンタカーを借りる事が可能です。
保険でレンタカーを借りられるようでしたらお問い合わせください。20%以上をキャッシュバックさせて頂きます。
また、保険での補償が無いかたはそのままだと残念ながら自腹でレンタカーを利用するしかありませんので、他の修理工場を探してみるのも一つの手です。
電話で問い合わせて「修理期間中、工場代車は出ますか?」と聞けば確実だと思います。
車検時に代車は用意できないと言われた
車検時に代車が無いと言われた方は、行ける範囲で他の修理工場や車検工場を探すというのも一つの手です。
コバックなどの車検をメインで営業しているところに問い合わせれば、多くの場合で代車を用意していてくれるはずです。
「いつも利用しているところで付き合いがあるから他に行きずらい」
「車検価格が他に比べて安いから」
などという方は自腹で代車を用意することと天秤にかけて考えてみてください。
もし、どうしても車検期間中の代車は無料にしたいというようであれば、他を探してみましょう。
点検時に代車は用意できないと言われた
点検時に代車がないと言われた場合も上記同様に他の修理工場を探せば代車を余らせているところはあると思いますが、問題なのは「3ヶ月ごとに同じところでお願いしている」場合など「代車がないなら他の修理工場に行きます」と言いづらい場合です。
このケースでは、それを言ってしまうと次が気まずいなと考えてしまう方も多いでしょう。
しかし、これはあなた以上に相手(ディーラーや修理工場)も考えるはずです。
「3ヶ月に1回は点検で来ている方が、今回代車が無かったためにもう来てくれないかもしれない」と考えるのが普通ですよね。
なので、そういった方はそれを武器に交渉してみましょう。ディーラー、修理工場持ちでレンタカーを手配してくれるかもしれません。
まとめ

工場代車は必ず用意しなければいけないものではなく、何台所有しようと、所有しなかろうとディーラーや修理工場に責任はありません。
ただ、お客様あっての商売と考えた際に、それではあまりも顧客ファーストの精神から外れていると感じれしまう方もいらっしゃると思います。
個人的な意見にはなってしまいますが、でしたらお店を変えてしまえばいいのです。
お客様も絶対にそこで修理や車検や点検をしなければいけない決まりはありません。
高いホテルに行って対応した従業員の接客が本当に最悪であれば、そのホテルには二度と行かないか、すぐに泊まるホテルを変えますよね?それと考え方は似ていると思います。
大切なお客様を失ってディーラーも修理工場も気づくはずです。「やっぱり代車は必要だな」と。
代車は用意できないと言われ、保険も使えなくどうしようか悩まれているようであれば車を出す先の変更をこの機会に検討してみてください。
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