代車に覚えがない傷が!!黙って返すとバレる?など代車を返す時のマナーについて解説

投稿日 2023-06-07 | 最終更新日 2023-12-06

車を所有している方であれば、車検や点検もしくは事故や故障の修理で整備工場やディーラーに車を預けたことがあると思います。

今回は、その預けている期間に用意された代車を返却するときのマナーについて解説していきます。

代車を返す時のマナーとは?

代車としてレンタカーを用意された場合も、ディーラーや整備工場がもともと所有している車を用意された場合でも、「借りた時の状態に戻す」ことがマナーとなります。

そして、返す時のマナーとして意見が一番あるのが返却時のガソリンについてです。

代車としてレンタカーを用意された場合は、多くの場合が満タンで貸し出されますので満タン返しとなりますが、代車としてディーラーや整備工場が用意した車を使う場合は、もともと満タンではなかったというケースもあります。

ただ、どのようであれ「借りた状態に戻す」というのがマナーであるという事は覚えておきましょう。

下記で代車を返却する際のガソリンについて詳しく解説していますので参考にしてください。

代車を擦ってしまった!!傷は返す時にバレるもの?

代車を運転中に少し擦ってしまった場合や後から擦ったかも?と気が付いた場合、擦り傷の修理に出すべきか迷うものです。

特に車体の下を擦った場合は目につかないことから


 「そのまま返してもバレないでしょ」


と思いがちですが、それではマナー違反です。

こういった場合は自分であれこれ判断せずに、代車の傷に気が付いた時点ですぐに代車を借りているディーラーや修理工場に連絡をしましょう

何もせずにシレっと代車を返してしまうと、後から請求されるうえに貸出先との関係悪化の原因にもなりかねません。

また、たとえ請求されなかったとしてもディーラーや整備工場はいつも見ている車の傷に気が付くものですので、今後の関係が決して良い方法へはいかないでしょう。

擦り傷の修理代はどれ位かかる?

ディーラーや修理工場への連絡はするべきですが、とはいってもできる事なら大きい問題にはしたくない場合や、擦り傷がついたと連絡をしたら修理に出してくださいと言われた場合は自己負担で修理に出す必要があります。

擦り傷の修理代としてはその傷の付き方によっても変わりますが、一般的には1万円~5万円程度で修理ができることが多いです。

代車をへこませてしまった

代車のへこみに対しての修理を行う場合、傷をつけた時と同様にディーラーや修理工場に必ず連絡を入れるようにして下さい。

自己負担で修理に出すことになった場合の修理費用は、1万円~10万円程度となることが多いです。

あまり金額が高くなるようでしたら、ご自身が加入している自動車保険に「他者運転特約」が付いていれば自分の保険を使って修理することもできます。

ただしこの場合は自分の等級が下がりますので、翌年から保険料金が上がりますので注意してください。

代車に覚えがない傷がある

気が付いたら代車に傷が付いていた場合もこれまでと同様に、貸出先に連絡をするようにしましょう。

その傷が元からついていた傷なのか、借りている最中にできた傷なのかを判断する必要がありますし、借りている最中に付いた傷であっても本当にあなたは気が付かずにできた傷なのか?は傷を見て判断されると思います。

また、借りた代車がレンタカーかディーラーや修理工場が所有している車かでも違ってきます。

レンタカーの場合では多くの場合、乗車前に傷の確認を行いますので借りている最中の傷かどうかはすぐに分かります

ただ、ディーラーや整備工場が所有している代車の場合は、乗車前の点検も行われない事もあります。

この場合、傷が本当に借りている最中についたものなのかを判断するのが難しい場合も出てきてしまいます。

ただ、どのような状況であっても借りている車の傷に気が付いたという事実を貸出先に必ず連絡するようにしてください

最終的にその傷がついた車をよしとするのか、修理してくださいとなるのかは貸出先であるディーラーや整備工場が決めることです。

それに不服であれば、借りる前のチェックは行ったのか?しっかりとした契約書があったのか?などの部分を主張するといいでしょう。

代車で事故を起こしてしまったケースは下記の記事に書かせて頂いていますので参考にしてください。

代車の洗車はするべき?

代車を返す時は洗車をして返すべきかを聞かれることがたまにありますが、洗車はする必要ありません

洗車は代車を貸出している方が行うのが一般的なルールとなっていますので、心配せずにそのまま返却しても何の問題もないのです。

ただ、洗車をする必要はありませんが洗車をして代車を返却すれば喜んでもらえるとは思います。

そこは人と人との関係になってきますので、代車を借りたことに感謝があるようでしたら洗車してから返却をすればいいでしょう。

また友人を乗せるからなどの理由で、代車を借りている最中に洗車することについては何の問題もありません。

借りている最中に洗車が必要であれば、ご自身の判断で洗車してください。

代車でタバコを吸った場合はバレるもの?

私の経験上、代車でタバコを吸えば分かります

レンタカーやディーラーや整備工場が所有している代車は、返却された際に必ず車内をチェックします。

そこでタバコの灰が落ちていたり、タバコの匂いがしていた場合は最悪、車内クリーニングの料金や営業補償(クリーニングをする期間は代車を出せなくなるため)を請求されてしまう恐れがあります

また代車としてレンタカーを借りた場合は特に多いのですが、借りる前に契約書にサインをしており、そこに「喫煙をしたら自己負担で弁償です」と記載されていたら逃げ道はないでしょう。

例として、以下は日本レンタカーの公式HPに記載されている内容になります。

お客さまは貸渡約款を遵守して、レンタカーをご利用ください。次のような運転または状態で発生した事故による損害はお客さまのご負担となります。この場合、基本料金に含まれる前述の保険・補償制度、CDW、およびECOの適用をお断りいたします。当社がお客さまの負担すべき損害金を支払ったときは、お客さまは直ちにその金額を当社にお支払いください

■使用・管理上の落ち度があった場合
キーをつけたまま駐車し盗難にあった場合、キーの紛失、迷惑駐車等に起因した損害、室内装備の汚損・臭気(禁煙車両内における喫煙を含む)等、装備品の損失・取扱いおよび装着不備による損害、燃料誤給油、海岸や河川敷等の道路以外の走行による損害等。

日本レンタカー公式HP

このように、「車内で喫煙をしたために罰金を払う事になってしまった」とならないためにも、禁煙の代車での喫煙はやめるようにしましょう。

代車で電子タバコを吸うのは?

禁煙の代車を借りている最中で電子タバコを吸った場合はどうでしょうか。

この場合の答えとしては、一般的には「禁煙車なのでやめてください」といわれますが吸ってもバレることは無いでしょう。

ただバレないからといって吸っていいというわけではないので、電子タバコだからといって気を緩めることなく、マナーを守りましょう。

まとめ

今回は、代車を返す時のマナーについて記事を作成いたしました。

基本原則としては「借りた状態に戻す」となりますので、今回書かせて頂いた内容に無いことで迷われたとしたら借りた状態はどうだったのかを思い出して頂ければ答えは見えてくると思います。


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代車専門のレンタカー会社を8年程度 → 現在は独立し全国で事故・故障の際のサポート事業を始めて2年たちます。 保険案件のレンタカー、レッカー、修理は累計2000回以上の取引実績があります。

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