代車のガソリンメーターが減ってない場合も給油して返却しないといけないの?

投稿日 2023-06-15 | 最終更新日 2023-11-29

自分の車をディーラーや整備工場などに預け、車を預けている期間に代車を借りた場合は返却時にメーターが減っていなかったらどうすることが一般的なマナーなのでしょうか?

その答えとしては、メーターが減っていなくても返却場所の近くのガソリンスタンドで給油をしてから返却することが一般的なマナーとなります。

代車としてレンタカーを借りても、工場代車(サービス代車)を借りても「借りた時の状態に戻す」ことが一般的なマナーとなりますのでそのまま返さないように気を付けてください。

あなたの車を友人に貸したと考えると分かりやすい

この問題はあなたの車を友人に貸したら?と考えると分かりやすいかと思います。

ガソリンを満タンの状態で友人に車を貸し、「返す時に使った分の燃料は給油してね」と伝えたらと考えてみてください。

車を借りた友人が「メモリが減っていないからこのまま返せばいいや」と給油をせずに車を返した場合、それを知ったらあなたはどう感じますか?

決して「ありがとう」とはならないはずです。

また、車を借りた友人が給油をせずに返却をした場合、あなたがその分多く給油をしなければいけません。

このようにメーターが減っていない位しか走行距離が増えていないからといって、給油をせずに返してもいい理由にはならないのです。

ガソリンのメーターは満タンにすると最初は下がりにくい

ガソリンのメーターは満タンにしてから最初の1メモリが減るまでには、2メモリから3メモリや3メモリから4メモリに減ることと比べて中々減らないようになっている車が多いのです。

車種によっても変わってきますが100キロ以上を走ったら、やっと1メモリが減る車も少なくありません。

また、ガソリンメーターのメモリはアバウトに設計されているものです

これは、正確に設計してしまうと車の揺れや坂道を運転するたびにメーターが反応してしまう事を避けるためです。

最近の新車は、より正確なガソリンの量が分かるような車種も出てきているようですが、代車として貸し出される車は新車というケースは中々ないので、メーターはアバウトに設計されている車がほとんどといえます。

これまでのことから言えるのは、以下2点です。


■ ガソリンのメーターをあまり信用してはいけない

■ ガソリンメーターが減っていなくても車を運転すれば確実にガソリンは減っている


以上の事から、返す時の給油は必要になってきます。

ガソリンのメーターが減っていないからそのまま返すとバレる?

代車として工場代車(サービス代車)を借りた場合は、そもそも満タンでは貸し出されない事もわりと多いです

この場合は、正確に使った分を給油することは現実的に不可能ですので、ざっくりと使った分を給油することが一般的なマナーになります。

工場代車(サービス代車)やレンタカーを代車として借り、借りる時に満タンだった場合は満タン返しが一般的なマナーです

工場代車(サービス代車)については下記記事に記述していますので、代車とレンタカーの違いや工場代車(サービス代車)について分からない方は参考になると思います。

代車を満タンで貸し出された場合は、Fのメモリで満タンと判断する会社が多いので、返す時に満タンではなくてもメモリがFになっていれば、大方バレる事はないと思います

ただ、バレなければやっていいというのも違いますよね。

一番いい方法としては、借りる際にガソリンメーターを写真でとっておきFを振り切った状態で貸し出されたようであれば同じようにして返すという事です。

先ほどお伝えしたとおり、レンタカーや工場代車(サービス代車)に関係なく、貸し出す方もFメモリは満タンと判断しているところが多いので、写真をとっておけば返却時にもめても証拠として使えるわけです。

ただ、どういった形にせよやはり「使った分は給油をして返す」という基本マナーは守るようにしましょう。

運転をしないようであれば代車を借りないというのも一つの方法

運転をしないことが最初から分かっているようであれば、代車を借りないというのも一つの手です。

代車を借りなければ返却時のガソリンについて、色々考える必要もありません

ただディーラーや整備工場に車を預けた後、自宅まで帰るのと車を取りに行くためのみ代車を利用したい場合もあると思います。

代車がレンタカーだった場合は、たとえ自宅と工場の往復のみであったとしても返却前にガソリンを給油して返さないといけません。

ただ、代車が工場代車だった場合は借りる前に「自宅との往復のみ代車を利用したいんですがガソリンはどれ位入れて返却すればいいですか?」と聞いてみれば、「それだったら給油しないで返却していただいていいですよ」となる場合もあります。

ただ、これはディーラーや修理工場にもよりますので絶対とは言い切れません。

代車を借りても運転することが分かっており、自宅との往復もどうにかなるようでしたら代車を借りないほうが無難かもしれません。

少量の給油が恥ずかしい場合はセルフのガソリンスタンドを利用する

車検や修理などでディーラーや整備工場に車を預け、代車を借りたものの工場との往復のみしか運転していない場合など運転したものの数キロの距離しか運転していない場合も返却の際は給油をしましょう

ただ、このようなケースでは数百円しかガソリンを入れられないからガソリンスタンドで恥ずかしいという方もいらっしゃると思います。

こういった場合は、「セルフのガソリンスタンド」を利用するといいと思います。

セルフのガソリンスタンドでは小銭が入れられない所もありますが、千円を入れて給油をして、レシートを持って精算機で清算すれば機械からおつりが出てくるシステムになっているガソリンスタンドがほとんどです。

このようなガソリンスタンドであれば、最初から最後まで従業員の方と話す機会はありませんので、例え1リットルのみの給油でも何も恥ずかしくないはずです。

代車を擦った場合や洗車して返すのか、禁煙車でのタバコの問題など、代車を返す時のガソリン以外の問題については下記記事に記述していますのでご参照ください。

まとめ

車を預けている先が用意した代車は、残念ながらあなたの車ではないので返す時にはガソリン以外にも社内の汚れや匂いなどをチェックして「借りた時の状態に戻す」必要があります。

バレないからいいやではなく、相手の事を考えた行動がそのあとの関係をより良くするものになるのは間違いありません。

また、その他の代車のガソリン問題については下記記事に記述させて頂いていますので、お時間があればご覧ください。


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