2023年11月7日、サッカーJ3のヴァンラーレ八戸はスタッフが八戸市内で酒気帯び運転で交通事故を起こし警察に検挙されたと発表しました。
ヴァンラーレ水戸の公式HPでは弊クラブスタッフによるコンプライアンス違反ならびに交通事故発生についてという題にて今回の件を取り上げており、ヴァンラーレ八戸公式Xでも発表しています。
公式HPで発表された内容は以下の通りです。
事故が起こったのは11月6日の午前3時半頃、そのスタッフは11月5日の夜に飲食店で飲酒を伴う会食をしたのち自家用車で車中泊をしました。その後、午前3時に起床したスタッフは自ら車を運転して自宅へ向かう途中で電柱に衝突する事故発生しました。警察署へ出頭し、アルコール呼気検査を実施した結果、基準値を超過していたことから酒気帯び運転として検挙されました。
今回の件を受けヴァンラーレ八戸の社長、下平賢吾氏のコメントは以下の通りです。
日頃より、ヴァンラーレ八戸を応援していただいているファン・サポーターの皆様やパートナー企業の皆様をはじめ、多くの関係者の皆様へ多大なご迷惑をおかけいたしましたことを深くお詫び申し上げます。酒気帯び運転は、断じて許されない行為です。今回の事態を厳粛に受けとめ、スタッフおよび所属選手を対象に交通安全講習会を実施のうえ、コンプライアンス教育を再度徹底し、再発防止に努めます。
今回の事故を受け、当該スタッフは2023年11月10日付けで諭旨退職したようです。
ヴァンラーレ八戸は2016年6月17日に松本晃(当時23歳)選手が警察に職務質問をされ、検知器測定された結果、酒気帯び運転となっており、当時の社長であった細越健太郎氏は再発防止に努めるとしておりましたが、あれから約7年経ち同じことが起きてしまっています。
ヴァンラーレ八戸は現在J3で34が試合終了しており13位につけています。
今シーズンは残り4試合となっており、大事な時期にこのような事故が試合に影響が出ないことを願います。
飲酒死亡事故件数の推移
上の表は警視庁が公表した平成25年から令和5年までの飲酒運転による死亡事故件数の推移になります。
年により若干の上下があるものの、全体を通してみると減少傾向にあることが分かります。
平成25年と令和4年を比較するとその数字は顕著に出ており、6月末時点では135件から55件、1年を通してみても238件から120件と半数程度に減少しています。
ただし、全体をみると半数近くに減少しているものの今回の事故のように一定数は飲酒をしても運転してしまっているケースはなくなっていません。
これから忘年会、新年会のシーズンを迎えますのでくれぐれも飲酒運転には気を付けて頂きたいものです。
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