投稿日 2023-11-15 | 最終更新日 2023-11-30
2023年11月14日午後1時半ごろ、札幌市西区平和3条の市道で走行中の軽乗用車から左前のタイヤが外れ、坂を転がっておよそ70メートル先の歩道に家族といた女の子にぶつかりました。警察によりますと、女の子は4歳とみられ、現在も意識不明の重体です。
警察は運転していた札幌市西区の若本豊嗣容疑者(49)を過失運転致傷の疑いで逮捕しました。
若本容疑者は容疑を認めているということです。
事故当時、園児は父親と5歳とみられる姉の3人で歩道を歩いていましたが、軽乗用車が下り坂を走行しているときに、左前のタイヤが外れて歩道にいた園児に直撃したということです。
他にけが人は確認されていません。
また、その後の捜査で若本容疑者の車を警察が詳しく調べたところ、左前のタイヤを固定する5つの部品はすべて外れていたことがわかりました。
さらに付近で外れたとみられる部品も押収されていることから、警察はタイヤの部品が外れ脱輪した可能性もあるみて、車の整備状況や事故の原因を調べています。
タイヤの重さについて
タイヤホイールの重量は…軽自動車で約12kg、普通車では20kg前後、大型車では約100kgにもなります。
今回の事故でタイヤが外れたのは軽自動車とされていますが、オフロード用のタイヤだったことから、20kg以上の重さはあったのではないかと推察されます。
防犯カメラに事故前の車の様子が
事故直前には同じナンバーの車がタイヤ回りを確認する映像が防犯カメラに映っていました。
録画が確認されたのは現場から、200メートルほど離れた私有地の防犯カメラで、事故の直前の午後1時20分すぎ、事故を起こした車と同じナンバーの車が写っていました。
映像では車が敷地の中をぐるぐると回ったり、ドライバーが運転席から降りて脱輪した左側の前輪を見たりする様子が確認できます。
敷地には15日朝もこの車のものとみられる車輪の跡が残っていました。
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