❚ レンタカー特約(代車特約)っていつ使えるの?
❚ レンタカー特約(代車特約)で代車を借りる時の注意点は?
❚ レンタカー特約(代車特約)に入ってないけど代車が必要な場合どうしたらいい?
本文は上記のような方に向けて書かせていただいています。
本文でレンタカー特約(代車特約)と代車の関係性を知ることで保険会社の担当者や修理工場の方とのやり取りをスムーズに行えるようになりますので、ぜひ参考にしてください。
それでは早速、解説していきます。
レンタカー特約(代車特約)とは
レンタカー特約(代車特約)とは、事故や故障で車の修理が必要となった場合、車を修理している期間中に、契約時に設定した金額分のレンタカーを代車として利用することができる補償内容のことを言います。
このレンタカー特約は使っても等級や保険料には何も影響しません。(保険会社によっては影響する保険会社もありますがほとんどの保険会社では影響がありません)
また、レンタカー特約は加入している金額で乗れる車種が変わってきますので、「軽自動車で故障したから修理期間中は軽自動車をレンタカーする」というわけではなく、軽自動車に乗っていたとしても7,000円のレンタカー特約に入っていれば7,000円相当のレンタカーに乗ることができます。
料金の負担も月に数百円~千円程度の保険会社がほとんどですので、何かあった時を考えるとコスパはかなりいいと思います。
レンタカー特約(代車特約)が使える条件
レンタカー特約(代車特約)を使って代車としてレンタカーを借りる条件は、まずはご自身の自動車保険にこの特約が付いていることです。
また、10対0(あなたが0)の事故の場合は相手の保険で補償を受ける事になるのでレンタカー特約は使いません。
レンタカー特約を使うのは「あなた自身の保険」を使うときになります。
また、保険会社毎で補償される日数が違ってくるのでこちらに一覧を表示していますが、多くの保険会社は事故30日、故障15日としています。
この補償期間を過ぎた場合、最悪は過ぎた分を自己負担となってしまいますので事前に補償期間内で終わるのかを確認すれば確実でしょう。
レンタカー特約(代車特約)で借りられる車種
レンタカー特約(代車特約)は金額の設定ができ、レンタカー特約を利用する際はその設定された金額以内で借りられるレンタカーを借りる事になります。
設定された金額以上の車種をレンタルしたい場合は、超過分を自己負担するのであれば借りる事は可能です。
例として事故代車サービスで借し出している車種を表にしましたので下記をご確認ください。
レンタカー特約(代車特約)5,000円で借りられるレンタカー
軽自動車 | コンパクトカー | |
---|---|---|
トヨタ | アクア | |
日産 | ルークス | ノート |
ホンダ | NBOX | |
ダイハツ | タント | |
スズキ | ジムニー、ワゴンR |
レンタカー特約(代車特約)7,000円で借りられるレンタカー
ハイブリットカー | バン | |
---|---|---|
トヨタ | カローラHV、プリウス | ハイエース |
日産 | ノート(e-power) | キャラバン |
ホンダ | ヴェゼル、オデッセイ |
レンタカー特約(代車特約)10,000円で借りられるレンタカー
ボックスカー | ラグジュアリー | |
---|---|---|
トヨタ | ヴォクシー、ノア | |
レクサス | CT、HS | |
ベンツ | Cクラス、Eクラス |
(※上の表は事故代車サービスで借りられる車種になりますので、すべてのレンタカー会社が同じように貸し出してくれるものと保障するものではありません。)
レンタカー特約(代車特約)利用時の注意点
レンタカー特約(代車特約)は事故や故障で車を修理している期間の代車が補償されるものですので、そんなに頻繁に使うものではありません。
よって、自分はレンタカー特約に入っているのか?入っていてもどのような時に使うのか?など分からない方もいらっしゃると思います。
私の仕事では主に保険を使った代車の手配をさせて頂いていますが、ご自身がレンタカー特約をいくらに設定しているのか?をすぐに分かる方は全体の2割程度です。
なのでレンタカー特約について何も知らないよという方もこの注意点は意識して読んでいただけたらと思います。
レンタカー特約(代車特約)と等級の関係
レンタカー特約(代車特約)は使っても等級が下がったりすることはありません。(一部の保険会社では影響が出ます)
車の修理費用は自腹で払い、修理期間に借りるレンタカー費用を保険会社のレンタカー特約を使って借りれば等級が下がることはないので、支払っている保険料が上がることはないのです。
レンタカー特約(代車特約)に入っていないケースについて
レンタカー特約(代車特約)に入っていなかったとしても、どうにか代車を無料で借りる事は可能です。
ただしさきほど説明させて頂いたとおり、レンタカー代車のある程度きれいな車種である点や、任意保険に必ず入っている点などをメリットとしてあげさせていただきましたが、工場代車の場合、これらのメリットはないものとして考えなければいけません。
ここからはレンタカー特約に入っていないときの対処法を2点解説します。
ロードサービスの補償内容を確認
レンタカー特約(代車特約)に入っていなくても、ロードサービス内でレンタカー費用を補償してくれる保険会社もあります。
ただし、現時点(2023年11月)では東京海上のみ(事故15日、故障15日、5,000円以内のレンタカーに限る)が対応しています。
あいおいと三井住友も対応していますが、順次なくしていっていますので確認が必要です。
工場代車(サービス代車)のある工場を探す
レンタカー特約(代車特約)を自動車保険に付けていなかったけど、代車が必要な場合は工場代車(サービス代車)を利用する事で解決します。
ただ、工場代車(サービス代車)は型が古い場合や、任意保険に入っていない場合がありますし、事前に確認をとってから車をもっていかないと在庫がないなんてこともあり得ますので、十分に確認をしてから車を預けにいくようにしてください。
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まとめ
✅ レンタカー特約(代車特約)は、保険料にほとんど影響しないくコスパが高い
✅ レンタカー特約(代車特約)は一般的に30日(事故)、15日(故障)の期限がある
✅ レンタカー特約(代車特約)で借りられる車種はある程度決まっている(表を確認)
✅ レンタカー特約(代車特約)に入っていない場合は他に使える保険がないかを確認
✅ レンタカー特約(代車特約)が使えない場合、工場代車(サービス代車)を確認する
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