2023年12月7日、新潟県上越市内の自動車販売店で代車を借りたまま7か月間音信不通になっていた男が横領の容疑で逮捕されました。
逮捕されたのは、大阪府東大阪市五条町に住む自称無職の男(49)です。
警察によりますと、男は今年5月上旬に上越市内の自動車販売店で車を注文しましたが、注文された車両はすぐに乗れる状態ではなかったため、車両の整備が完了するまでの間の代車として、軽乗用車(時価総額5万円相当)を借りたとのことです。
その後、期限である6月27日になっても返却はされず、連絡もつかない状態が続いたことから店側が警察に相談をしていました。
男は当時上越市内に住んでいたものの、その後車を持ったまま東大阪市に引っ越していたとみられています。
男は警察の調べに対し「借りていたが返すつもりだった」などと容疑を否認しており、警察が動機やいきさつを調べています。
なお、貸し出されていた軽自動車は男が大阪で使用していましたが、7日に警察が回収しています。
詳しい経緯などは現在捜査中とのことです。
代車を借りパクすると横領罪が適用され逮捕されます
私も業務上、様々なお客様に代車を提供させていただいていますが、今回の事件のような目にあったことはありませんが、販売店様のお気持ちは多少はわかります。
中古車販売店さんからすると、車を購入してもらい整備もしてもらうということだったようですので、そのお客様には強くは言えない部分もあったのでしょう。
ただし、7か月はかなりの期間が過ぎているといえますし、もう少し早期に警察に動いてもらえたのではないのかな?という気もします。
さらに、代車というものは割と古い車種が貸し出されるのも事実です。
その理由は、お金にならないからです。
中古車屋さんや修理工場さんは代車を貸し出しても料金を取らないお店が多いですし、ご利用者さんによっては雑に扱う方も一定数いらっしゃるので、「だったら古い車でいいか」となってしまうのです。
また、貸し出す際もお店によっては契約書等は全くない場合もあります。
今回の事件を教訓に、今一度、代車の在り方を見直す時なのかもしれません。
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