近ごろ、どこにいっても価格高騰の煽りをうけます。
例を出せばきりがないのですが、普段利用する日用品からサービス事業など生活をするうえで
❚ 「あっ!! ここも値上げしたんだ」
と感じることが本当に多くなりました。
現存の商品の値段を上げなくても少し高級にしましたという謳い文句で容量を少なくしたり、値段を上げて新商品に入れ替えたりと、企業もあの手この手で値段を上げているケースも多く目にします。
かくいう私の事業である、「代車料金」や「保険料金」についても値上げを始めた企業様も見られ始めたことから、本記事では代車や保険料金の値上げについて解説していきたいと思います。
自動車保険の料金値上げについて
自動車保険の料金については大手3社が2024年1月より値上げを実施します。
値上げを実施する保険会社は東京海上日動火災保険、あいおいニッセイ同和損害保険、三井住友海上火災保険の3社で値上げ率は以下の通りです。
値上げ率 | |
---|---|
東京海上日動火災保険 | 2.5 % |
あいおいニッセイ同和損害保険 | 3 % |
三井住友海上火災保険 | 3 % |
損害保険ジャパンに関しては、BIGモーターの事件により契約者の理解が得られないと判断したことから、当面の間は値上げをしないようです。
ちなみに英国では自動車保険料金が急騰しているらしいです。
新規客への割引が法律で禁止されるようになったことが大きな原因みたいですが、年間にすると平均5万円以上が値上げされているようです。
代車料金の値上げについて
代車料金の値上げもこの値上げラッシュに乗るように行われています。
代表的な会社ではニッポンレンタカーがあげられまして、2023年12月1日より改定されており、代表的な車種の値上げについては以下の通りです。
排気量・ 積載 | 改定前の日額 (税別) | 改定後の日額 (税別) | |
---|---|---|---|
ワゴンR・ムーヴ・スペーシア | 660 cc | 3,500円 | 4,700円 |
フィット・スイフト・デミオ・ノート | 1300 cc | 4,000円 | 5,000円 |
カローラ・インプレッサ | 1500 cc | 4,000円 | 6,300円 |
プリウス | ハイブリッド車 | 6,000円 | 8,000円 |
ステップワゴン・ノア・セレナ | 8人乗り | 10,000円 | 12,000円 |
プロボックス | 400kg / 450kg 積 | 4,000円 | 4,800円 |
ボンゴトラック | 1000kg 積 | 4,000円 | 5,000円 |
表の通り、車種によって値上げ額は変わりますが日額1,000円から2,300円の値上げとなっております。
この値上げ額は結構、強気にきたと個人的には感じておりまして、日額2,000円が値上げされた車種だと10日で20,000円、1か月(30日)では60,000円にもなります。
天下のニッポンレンタカーさんがこのような値上げに踏み切ったことで代車を提供している会社がこれから次々と値上げをしてくることが考えられます。
値上げを実施した会社から保険を使って代車費用の補償を受ける方は以下のようになる可能性があるという点に注意が必要です。
❚ 今まで借りられていた車種が借りられなくなり、グレードを下げる必要がある
❚ レンタカー特約(代車特約)では全額補償されず、はみ出た分を実費精算となる
相手がいる事故であなたには過失がない場合(10:0の事故であなたが0)は代車料金については代車提供側と加害者である相手との価格交渉となりますので何も気にする必要はありません。
ただ、あなたの保険を使って代車の補償を受ける場合には注意が必要です。
❚ 「前回の事故の時借りれた車種が借りられなくなった」
ということに今後なってきそうだからです。
この場合は、グレードを下げて他の車種を借りるか、同じ車種を借りて保険で賄いきれなかった分は自己負担するということになってきてしまいます。
さいごに
値上げを実施した代車提供業者はまだ多くはないのですが、例に出させていただいた通り、代車以外の値上げの状況を鑑みても、これから多くのレンタカー業者や代車提供業者の値上げは避けられないでしょう。
こういったことを考えると、現在加入しているレンタカー特約(代車特約)の設定金額を一度みなおしてみるのも一つの手と言えそうです。
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